海外でレンタカー自損事故を起こした時の対処

旅行

海外旅行でレンタカーを借りて観光して運転中に自損事故を起こし、現地の警察へ連絡、保険会社への保険金請求と一連の流れを経験しました。
この記事では以下についておおまかにまとめてみました。
結論としてはレンタカー保険には絶対に入ること!!!!

  • booking.com経由でレンタカーを借りた場合のレンタカー保険のかけかた
  • 海外で事故った時の流れ
  • RentalCover.comでの補償金請求の流れ

booking.com経由でレンタカーを借りた場合のレンタカー保険のかけかた

3種類の方法

今回はbooking.comでレンタカーを借りました。予約時の料金と現地で払うお金は為替相場などで変動するため注意。
また予約時にbooking.com経由で追加補償としてRentalCover社のレンタカー保険を契約することができたので、今回はそれをつけました。

  1. レンタカー会社とは別で事前に保険に加入(今回のパターン)
    • メリット:レンタカー個別の保険よりは料金が安いことが多いはず。事前に契約できるので現地での説明がよくわからなくてもとりあえず保険には加入できているという安心感。
    • デメリット:帰国後に自分で請求の手続きをしなくてはならない。また一時的に自分でレンタカー会社に修理代を支払う必要がある。
  2. レンタカー会社の受付で当日加入
    • メリット:事故った時も自分が支払うお金は0で手続きも自動で帰国後の手続きもなし。
    • デメリット:すこし料金が高いはず。
  3. 上記どちらにも加入
    • メリット:①、②の免責限度額を超えたすんごい請求された場合でも、両方使うことで対応できる可能性がある。
    • デメリット:2つ契約してるのでその分料金は高い。

それぞれのメリット・デメリットを理解してどの方法を選択するか検討してください。

レンタカーの保険に入るべき理由

レンタカーの自損事故についてはクレカの付帯保険や個別の海外旅行保険ではカバーできないことが多いから。

今回の旅行ではエポスのプラチナカードの付帯保険、楽天の海外旅行保険を利用していたのですが、そのどちらもレンタカーの自損事故については補償の対象外でした。
人身事故については補償されそうでしたが。

ああ!海外でレンタカーで事故った!!!

事故った時の流れ

慌てずに以下の流れで対応しましょう。
ちなみに私は事故った場所がド田舎の電波が届かない場所でかなり焦りましたがなんとかなったので、皆さんも落ち着いて対処すれば大丈夫なはずです。

立てていた予定がすべてキャンセルになったり、いろいろ考えることはあると思いますが、自損事故であれば大したことないので、気分を切り替えていい経験ができたと開き直るのが吉です。

  1. 近くの安全な場所に車を停め、警察に連絡
  2. レンタカー会社に連絡。今後の流れの確認
  3. 警察がくるまの暇な間に、車両の破損個所や周囲の状況の写真をとっておく
    • 保険金請求のときに使います。
  4. 警察がきて事情聴取。パスポートやオリジナルの免許の情報を確認される
  5. 車が自走可能であればレンタカー会社まで自分で運転して返却
    • 私の場合はサイドミラーの破損だったのですが、なんとかガムテープで補強することでミラーの役割を果たせたためそのまま運転して帰りました。
      ていうかなんなら観光もしっかりしてから返却しました。
  6. レンタカー会社にて自損箇所の確認とまたまた今後の流れの確認
  7. 帰国後、レンタカー会社から請求書が送付されてくる
    • 私の場合はメールではなくWhatsApp経由で諸々の書類を送ってもらいました。

RentalCover.comでの保険金の受取方法

帰国後、レンタカー会社からの修理代や諸々の請求書を受け取ってから、RentalCoverのマイページから請求処理を実施します。
請求処理はなるべくはやめがよさそうですが、公式ページからは旅行日から何日以内に請求すればよいかを確認できませんでした。
請求書類送付後、大体1週間以内には振り込まれるはずです。思ったよりはやい。
為替レートの影響を受けるため、場合によっては全額補償とはならないことに注意してください。

必要書類

私の場合に必要だった書類を参考までに記載しておきます。ちなみに何回かに分けて提出しました。2回目以降の提出はメールへの返信で送付しました。

  • レンタカーを借りたときの契約書
    • 契約者の名前と料金プラン、レンタル日の記載が必要
  • 修理代金の請求書
    • ちゃんと内訳が分かる書類でないとだめでした。もしレンタカー会社から受領した請求書に修理の内訳の記載がない場合は事情を話して再送付してもらってください。
  • クレジットカードの請求書
    • こちらはメールなどに届く支払い速報でも代用できました。クレジットカードの請求書は反映が遅いので助かりました。
  • 破損個所の写真
    • 必須かどうか不明なのですが、今回は念のため送付しました。

申請手順

RentalCoverのマイページから必要書類を提出したときの手順をスクリーンショットで整理しました。
あくまで私の場合の手順ということで参考していただければと思います。

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マイページにログイン後、「ご請求」クリック。

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「請求を行う」選択->「次」クリック(急に手書きですみません…)

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必要事項記入の上「Next」クリック。
ちなみに*マークがついていないところも一応埋めました。

  • State/Province:県。(例:Tokyo)
  • City:県以降の住所。号室まで。(例:Minato-ku ~)
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今回は自損事故なので「レンタカーが破損した」を選択。必要書類一覧が表示されます。
ざっと確認して「Next」クリック。

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必要事項記入します。

  • 発生したことを教えてください
    • 事故発生現場の情報とか書かなくても、画像のように簡潔に書いて大丈夫でした。
  • それはいつ起こりましたか?
    • レンタル期間=保険適用期間から選択できるようになっているはずです。
      私の場合は1日のみ借りていたのでその日付しか選択できませんでした。
  • 損傷個所を教えてください。
    • サイドミラーだったので「車両の外装」を選択。
  • 損害を起こした人物について教えてください。
    • 私です。。
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節冒頭の必要書類に記載したうちのレンタカーを借りたときの契約書修理代金の請求書をそれぞれアップロード。
「Next」をクリック。

  • The vehicle rental agreement from the rental company: This document should include the name of the authorised drivers, the rental dates, and the excess. *
    • レンタカーを借りたときの契約書をアップロード。
  • The final invoice from the rental company: This document should include a cost breakdown that separates rental costs from damage costs or excess charges and any refunds you may have received. *
    • 修理代金の請求書をアップロード。すでに書きましたが、私はレンタカー会社から送られてきた速報の金額のみが記載してある文書をアップロードしてしまい、後日メールで再送付しました。
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すべてを添付する必要はなく、画像中の赤でチェックしているものだけ送りました。

  • A repair invoice: This can be a receipt from the service provider who repaired the damages OR a copy of the pricing table.
    • 修理代金の請求書との違いがよくわからなかったため、修理代金の請求書と同じものを添付。
  • 損害を証明する写真または映像
    • 破損個所の写真を添付。
  • その他請求に関連する書類
    • 私はレンタカー返却後にもらったレシートを念のため添付。
      必要そうだと思った書類や画像などあればためらわずに添付することをおすすめします。
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「Submit Claim」クリックで完了です。確認メールが送られてきます。
これ以降の請求ステータスの確認やお知らせ、やりとりはメールとなります。

スムーズにいけば遅くても1週間後くらいには振り込まれるはずです。

終わりに

海外でレンタカー自損事故を起こした時の対処法と、booking.com経由でRentalCoverを契約していた場合の補償金を請求する方法についてまとめました。
いろいろと書きましたが、まずは保険に入っていないとどうしようもないので、どんなに運転に自信があってもレンタカー保険には入りましょう。
あとは旅行保険に入っていたとしてもレンタカーの自損事故についてはカバーされないことが多いので、ちゃんと個別でレンタカー保険にも入っておきましょう。

海外でのレンタカードライブ自体はとても貴重な体験ですごく楽しいので、しっかり心構え手から旅行を楽しんでくださいね。

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